23歳社会人、二重の埋没手術をした

「先生、私目ちゃんとありますか。」

 

 

 

23歳、平成最後の大晦日

私は二重の埋没のために美容整形外科に朝からいた。

美容外科まで自宅から約一時間。化粧さえせず、帽子を深くかぶりマスクをつけて電車に乗り歩く。まるで自分が悪いことをしているかのような錯覚にさえ陥った。

 

到着までの間、専らBGMは

www.youtube.com

モーニング娘。'17 - ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番

www.youtube.com

モーニング娘。'17『ジェラシー ジェラシー』(Morning Musume。'17[Jealousy Jealousy])(Promotion Edit)

であった。

この2曲を延々とBGMに設定し電車に揺られる。

ふと自分の中で一つの疑問が浮かんだ。

 

なぜ私は整形しに行くんだっけ。

 

実をいうと私は自分の見た目が大嫌いとか死ぬほどブスとか思っていない。

 

今まで思ったことがないかというとそんなこともなく、それこそ高校生までは自分の見た目に死ぬほどコンプレックスがあった。ひどいときには親に何故自分をもっと可愛く生まなかったのかと詰め寄ったこともあったし、少しでも可愛くなりたくて過激なダイエットをして体重が35キロまで落ち、その後過食嘔吐を繰り返す摂食障害に至った。

ちなみに一年間で体重が12キロ増減を繰り返し、身体測定では必ず警告の紙を毎年もらっていた。

 

今考えると割と人生のどん底にいたのだが(イツメンのギャルからの愛称は陰キャ)、そんなどん底ライフに終焉を迎える出来事がある。

 

過食嘔吐で受験勉強もまともにできなかった私は指定校推薦を取り大学受験から逃亡、そして某ドーナツ屋でのバイトを始める。

そして彼氏ができた。

 

こりゃまた当社比でバチボコかっこいい彼氏でめちゃくちゃ優しい。

摂食障害のことを打ち明けても、「完治するまで付き添う」といい

ダイエットを試みようとすると「痩せなくていいよ」と本心から言ってくれる。

そのころの私は自分のことを顔面吐しゃ物と思っていたので、

「こんなに自分が受け入れられるって何・・・・?」と夜な夜な泣いていたし、

もう毎日毎日幸せでいつのまにか摂食障害の症状が嘘みたいにきれいさっぱりなくなっていた。

 

ただ顔面に対するコンプレックスは根強く残っていたのだが、自分のことを好きって言ってくれるひとがいるだけで割とどうでもよくなっていた。

 

しかしある時彼氏に喧嘩した際に言われた言葉が私の中でかなりのトラウマが生まれる。

 

「俺は顔で彼女を選んでない」

 

顔で選んでない、じゃあ何で選んでるの?

 

性格?家柄?大学?たくさんたくさん聞きたかったけど私が声に出して聴けたのが

「私の顔好きじゃないの?」という頓珍漢な質問であった。

 

彼氏のその時の回答はどうだったかは忘れた。ただ私の生涯のトラウマが生まれた瞬間でもあったのでいい答えではなかったのは確実である。

人間幸せには慣れが生じるもので、一度幸せになるとどんどん貪欲になるものである。自分の中で意地でも彼氏に可愛いといわれたいという欲がどんどん強くなっていった。

アイドルと同じ服をきて、化粧も真似する。アイプチもしてカラコンもいかに自分に似合うものを、と探す日々。

 

しかし皮肉なもので完璧におしゃれをしたと思いデートにむかって彼氏に言われる言葉が

「今日化粧濃くない?」

「化粧薄めのが似合ってるよ」

という言葉。

 

もちろんこれらの言葉は私をけなすためでもないし、私のそのままの姿がすきっていうのも絶対嘘ではなかったと思う。本当に私のことを好きでいてくれた自信があるし、本当に本当に人間としてできていた人だったので。

 

 

ただ私は努力して可愛くなった、という事実が欲しかった。

本当に自分はとことん欲深い人間である。

 

あんなこんなで時は経過し、2018年。

 

社会人になり、大学生の最後にはまりだしたハロプロにもとことんハマる。

推しメンは上國料萌衣さんと川村文乃さん。

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二人とも最高にキュートで本当に自慢の推しなのだが、川村文乃さんは本当にすごい子で、毎度毎度握手のたびに

「その服にあってる!!!」

「いつもかわいい!!」

とか誉め言葉の嵐を私にぶちまけてくれる。

 

なんども握手行くうちに、わたしのなかで考えが生まれる。

 

「推しがかわいいっていうなら私まあまあかわいいんじゃね?」

 

そう推しのいうことに間違いなんてないのである。ここに自己承認欲求のバケモン爆誕

不思議なもので自信を持つと可愛いといわれることも少なからず増えた。

昔の私であれば「嘘だ」と疑い相手を困らせていたが、ありがとうとかめっちゃうれしいとか言えるほどに進歩した。

相変わらず異性の友達にはブスいじりもされたし、上司にもお笑い枠にされ見た目のいじりは幾度となくされていたが、割と自己承認が高くなっていたので流すことを覚えてきてたし、言われた分だけ皮肉をいうことで精神を取り持つ技を覚えた。

 

しかしそのぐらいの時期に彼氏と別れる。付き合い期間約五年。

今となってはどちらが悪いというわけでもないし、別れるべくして別れたとは今はやっと納得ができている。

本当にいいひとだったので私以外の人と幸せな家庭を作ってほしいし、正直彼氏の周りの友達には死ぬほどわたしは酷評をされていたとのことなのでこれからも酒の肴として私の話をつかってほしい。(これは皮肉です)

 

そこから彼氏のためと抑制していたことをすべて心行くまでトライすることにした。

 

 

ピアスも開けて

異性の友達とオールで遊ぶ

マッチングアプリもやる

そして今回の整形

 

整形。

 

そして冒頭に至る。

 

何故整形するのか。

実はめちゃくちゃ悩んで苦渋の決断というわけではない。

ふと仕事をしていて、ふとネットの広告を見て、

「私も整形するか~。」

 

って感じであった。だからなんとなく予約して

ちょっとでも可愛くなれるならやろうかなって。そんな感じ。

 

世の中親切な人が多いもので、Twitterでぽつりと整形のことをつぶやくといろいろと教えてくれる人たち。

それと同時に案外整形って別世界の出来事のようでわりと身近な世界だったんだなあ~と人ごとに感じていた。

 

受付を済ませ手術の時間を待つ。

待合室は5人ぐらいいたのだが、当たり前にみんな無言。

ただこの無言が私の精神をぐっちゃぐちゃにかき回すには十分なもので、

 

果たして本当に整形が必要なのか

整形して何が変わるのか

これはただやけになってやってることではないのか

 

やらぐるぐるぐる考えてて気づいた時には涙がボロボロ出ていた。

しかしオタクは単純なものでTLにある佐藤勝利の画像を見つけにっこり笑ってしまい無事涙は止まった。

 

施術の部屋に入り、待ち時間の間にめちゃくちゃ看護師?助手?の可愛い女の人に話しかけておりましたが、「お酒しばらくのめないですもんね~。」と言われた時にはもうその場で施術断って帰ろうと思った。(絶対飲むなということではないと教えてもらえたので飲みます。)

 

 

そしていよいよ手術。

消毒やら麻酔やらでバチボコ時間がかかっていてその分不安もめちゃくちゃ煽られた。

 

中でも局所麻酔。

これがバチ&ボコ地獄

 

まず前提で私は注射が大の苦手なのだが、

健康診断の看護師のおねえさんに「注射を見るから怖くなるの!目閉じて!!」と未だに怒られるぐらい硬直する。震える。

 

まあ注射っていっても2回ぐらいっしょ~と思い高をくくる私。

 

おいおいおいバチボコ打つやんけ!!!!!!!

 

両目6回は打たれたと思うんだけど、

瞼に4回、眼球?(感覚ないからあやふや)に2回ちゅーって打たれる。

もうねほんとうに痛い、それも目に刺さってるって思うだけで本気でメンタル死ぬし

目が死ぬほど強張る。

特に眼球?(もうマジで眼球じゃないかもしれないけど、眼球だと信じて疑わない)に麻酔打った瞬間、目がスライム上になって溶けて流れる感覚に陥るの。

もうひいってなって自分がゾンビになったかと思いテンパる。テンパる。テンパる。

沙耶の唄のキャラクターはこうやって肉塊に改造されたのかな・・・・とか意味わからない現実逃避するので精一杯だった。

 

 

麻酔を終えて先生につい

「先生、わたしちゃんと目ありますか。」

とバカみたいな質問をしてしまった。(勿論苦笑)

 

 

麻酔以外は本当に痛くもかゆくもなく終わり、(糸をブチって切る感覚だけした)

しばらくぼーっとしてたのだが特に手術をしたという感覚もなかった。

いまだ目がスライムの感覚に襲われていて、今にも溶け出すんじゃないかとバカみたいなことばかり考えてた。

 

私が手術を終えたとようやく思えたのは

先生に手鏡を渡されてからである。

目の前に映る人物は、当たり前だけどいつもの間の抜けた表情の自分で二重になったからと言って自分でなくなるというわけでもなかった。

 

二重でも私は私。

 

でも鏡の私はいつもより目が大きくてうれしそうな表情でもあった。

 

家帰って自撮りして一通り仲いい人に送って(何人かに可愛いといえ!!!と脅した)、こうやってブログを書いているのだが整形をしてわかったことがある。

 

今回埋没の手術のみだが、安価のわりにバチボコ痛いしバチボコ怖い

私は割と簡単に決断をして施術をしたのだが、値段が安いから痛くないわけでもないしリスクがないということでもない。

あとめちゃくちゃ勇気がいる。

よくTwitterとかで簡単にアイドルの容姿を叩いて整形しろと宣う人が増えてるし、(可愛くなったのは)整形だからという人も目にする。

 

整形はお金を出して、はい!かわいくなりました~!!!ってもんではない。

 

痛いしリスクもある。というか本当に痛い。正直もう一生どこもいじりたくない。

 

整形で可愛くなった人も努力ですよ。

整形だから可愛くなったは間違いでもないかもしれないけど、整形の苦痛に耐えたから可愛くなったと思ってあげてください。

 

 

 

まあそんなこんなで

2018年最高に可愛くなれてハッピ~~~~~~~~~~~♪

2019年は彼氏作ってめちゃくちゃ幸せになるぞ~~~~~~~~~~

 

来年もよろしくおねがいしまーーーーす!よいお年を!!!!!!!!!

紅白のSexy Zoneジャニーズカウントダウンみてくださーーーーい!!!